留学前に4年間付き合った彼女と別れた話。
その日からは、地獄の日々の始まりでした。
こんなにも辛く、苦しいことがあるのかというくらい。
こんにちは。ハタチの大学生です。
今日はアルバイトが早く終わったので、近くの静かなカフェでのんびり書いています。
さて、前回までは留学のことについて投稿していました。
今回もその続きを書こうと思っていたのですが、同じ話題についてずっと書くのも退屈なので、少し話題を変えようと思います。
誰得やねん。。て感じの話題ですが。(笑)
もし興味のある方、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
留学出発1ヶ月前のこと。僕は高校時代から4年間付き合っていた彼女と別れました。
ここで、多くの人に聞かれます。
『留学に行くから別れたの?』 と。
違うんです。
まあ、出発の直前に別れたので、そう思われるのも無理はありませんね。
もっと理由は単純です。
僕が振られただけです。(笑)
僕たちは高校1年生の時に出会いました。同じ高校に通っており、同じクラスでした。
ある日、体育祭のあとの打ち上げ(みんなでご飯を食べに行く)をした時、たまたま席が隣になり、連絡先を交換しました。
その日からだんだん仲良くなり、
数日後、彼女から告白されました。
僕もその時は彼女に好意を寄せたいたので、快くOKさせてもらいました。
いや男のお前から告白しろよ!なんて突っ込まれそうですが。(笑)
まあ、結果オーライです。
当時、僕には彼女ができたことはありませんでした。なので、その人は僕の初めての彼女だったんですね。
なので、新鮮な気持ちもありましたし、何より彼女ができてすごく嬉しかったのを覚えています。
その後は本当に楽しい時を過ごしました。
一緒に買い物に行ったり、映画を見たり、海に行ったり。
ありきたりな学生カップルって感じですね。
たまに喧嘩もしましたが、今思えば少ない方だったかな。
好きで好きで仕方なかったですね。なんかこんなこと言うのも
小っ恥ずかしいですけど。(笑)
ちなみに、なんで俺を好きになってくれたの?と彼女に聞きました。すると、彼女はこう答えました。
『体育祭のリレーでカッコ良かったから。』
いかにも学生らしい理由ですね。(笑)
でも言われた時は嬉しかったです。素直に。ありがとう。
そして、告白された日から4年の月日が流れました。
気づけば僕は大学生、彼女は専門学生となっていました。あっという間ですね。
彼女は専門学生ということもあり、自分の進路についてもしっかり考えていました。
そして、僕は、留学をしたい。と思うようになりました。
ここで、お互いの間に明確な価値観の違いや考え方の違いが現れたんですね。
あ、先に言っておきますが、彼女がなんで僕を振ったか、その理由は僕自身よくわかっていません。
心当たりはあるんですけどね。でもその理由が絶対原因だ! と言い切ることはできないのです。
ホントこの辺り鈍いですよね。(笑)
そしてある時期から、彼女にこう言われました。
『あなたのことを好きかどうかわからない。』
ショックでした。今まで一度も言われたことがなく、また、その理由もわかりませんでしたから。
その瞬間、経験したことのない不安と悲しみに襲われました。
もうこの人は、自分から離れていくのかもしれない。
そう考えると、たまりませんでした。
その後、僕はなんとか彼女をひき止めようとしました。
1ヶ月チャンスをくれ。その間にまた好きになってもらうように頑張るから。
今考えると、バカなことをしていました。相手から好きじゃないと言われたその瞬間から、もう相手は僕のことに興味がないのですから。
その時の僕は完全に自分のことしか考えていなかったですね。
結果は、やはり無駄でした。
『もう、別れたい。』
そう言われました。
あ、もうダメなんだと。もう、終わりなんだ。
その時は、電話で別れを告げられました。
正直その時のことはよく覚えていません。ショックが大きすぎて。(笑)
ただ、その夜は眠れませんでした。泣きました。これでもかと言うくらい。
別れるのも初めてでしたから、余計にショックが大きかったのかもしれないですね。
その日からは、地獄の始まりでした。
死ぬほど辛く、苦しく、悲しい日々が続きました。
忘れようと思っても、忘れられないのです。
常に、その人のことを考えてしまうのです。
男のくせにメソメソすんな!て感じですね。(笑)
しばらくは真っ暗闇でした。盲目になったような感じかな。
来月には留学が控えているのに。
何もできない。何もわからない。
うまくは言えないのですが、当時はそのような気持ちでした。
必死に助けを求めました。
すると、そこに女神が舞い降りたのです。
それは、僕のお母さんです。
母に相談しました。どうすればいい?と。
母はこう言いました。
『辛いね。死ぬほど辛いよね。でも今は、その苦しみに必死で耐えるしかないんだよ。』
『終わりの見えない悲しみだけど。 でも、大丈夫。同じ状況は続かないから。いつかお別れして良かったと思える日が必ず来るんだよ。』
僕は母のこの言葉に、どれほど救われたでしょうか。
はじめに聞いた時は、この苦しい気持ちが消える日なんて来るのだろうか。別れて良かったと思える日なんて来るのだろうか。
と、疑わしい気持ちでいました。
ただ、もう、終わってしまったことなんです。
前を向いて、自分の人生を必死に生きていくしかないんです。
大げさな(笑) なんて思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも当時の僕はこう思うしかなかったんですね。(笑)
とにかく生きることに必死でした。
そう言われた後は、とにかく自分ができることを淡々とやっていきました。
でも、毎日思い出してしまうんですね。彼女のこと。その時はやはりしんどかったですが。(笑)
また、こう考えるようにもなりました。
自分はもうすぐ留学する。新しいことに挑戦する。もしかしたら、切り替えるいいチャンスかもしれない。と。
神様が与えてくれたチャンスだ。とさえ、思うようになりました。
そう考えれば、自分は機会(チャンス)に恵まれていましたね。
ポジティブな自分になりつつあったのです。
しかし、現実は甘くはありませんでした。
留学先でも考えてしまうんです。どうしても。
これだけは予想外でしたね。(笑)
環境を変えればすぐ切り替えられると思っていたので。その辺は浅はかでした。(笑)
で、この後に留学先で運命の出会いをするのですが、それはまた今度の記事で書いていこうと思います。
また、母にこう言われました。
『本当に相手を想っているのなら、その人のしたいようにしてあげないといけない。
たとえそれが、自分にとってどんなに辛い選択でも。』
息子の僕が言うのもなんですが、名言だと思います。(笑)
でも、そんなこと、難しすぎますよね。単純に。
人って、どうしても自分のことや気持ちを優先してしまいがちだと思うんです。
でも相手のことを考えて、想って、行動しなければいけない。
やっぱり、難しいです。(笑)
母の言葉に疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません。ただ、今の僕はこの言葉を信じていこうと思います。
彼女(元カノ)には色々な経験もさせてもらいましたし、楽しい時間を過ごさせてもらいました。とても優しい人でしたしね。
今は、それだけで感謝します。ありがとう。
今でも直接メッセージを送ることはできませんけどね。あの日以来連絡はとっていませんから。
幸せになってもらいたいと心から願っています。
今、誰かとお別れして、辛い思いをしている方、悲しい思いをしている方、いらっしゃいますか?
今は本当に辛いと思います。
いや、正確には僕にあなたの気持ちはわかりませんが。
その人の苦しみや悲しみはその人にしかわかりませんから。
ただ、頑張ってください。耐えてください。今はそれくらいしかできないと思います。
そして、いつか来る、貴方が幸せになる日を待ってください。
また、僕は別れたことについて、多くの人に相談し、救われました。
ぜひ、貴方の周りにいる人を頼ってみてください。
意外なところから出口は見えるかもしれません。僕の場合は母に救われましたが(笑)
母さん、ありがとう。
もし誰もいなければ、ぜひ僕に相談してください。
まあ、そんなことはないと思いますが(笑)
この記事を読んでいただいている、全ての人が幸せというのに越したことはないですからね。
先ほども書きましたが、留学先で僕の人生に大きな影響を与えた、運命の人と出会います。それについては、また今度ゆっくり書いていきますね。
先週で別れてから1年が経ちました。
同時に、今月末は彼女の誕生日でもあります。
これからもずっと、お幸せに。ありがとう。
最後まで読んでいただいた方、途中まで読んでいただいた方も、ありがとうございました。
次回は、留学についての続きを書いていこうと思います!