文系海外大学院を目指す人

海外大学院志望のwebライター

ポーランド人のゲイと仲良くなった結果。19歳留学体験記 PART10

 

こんにちは。

 

 

ハタチの大学生です。

 

 

 

前回は初日の授業について書いていきました。

 

 

今回はその時出会った、僕の恩人であり、大切な友達であるポーランド人の

サイモンについて書いていこうと思います。

 

 

 

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初日の午後の授業、僕はとても不安でした。授業のレベルについついけず、ディスカッションにと参加でなかったので。

 

 

 

そして、午後の授業が始まると直前、僕のとなりにある人が座りました。

 

サイモンです。

 

 

How are you??

 

 

と元気に声をかけてくれ、握手もしました。

 

 

少し他の生徒とは雰囲気が違ったのを覚えています。

 

その時点では挨拶だけでした。初対面でしたしね。

 

 

 

ただ、授業が始まると驚きました。

 

 

 

彼、めっちゃ喋るんです。

 

 

 

すごく大きな声で自分の意見をいったり、そうかと思えばすこし面白おかしい事をいったり。もちろん英語で。

 

 

 

ペラッペラの英語喋って、なおかつ物怖じしないような雰囲気の彼に、僕は終始

 

 

ポカン

 

 

としていました。

 

 

 

 

静かで喋れない僕とは正反対な感じ。

 

 

 

本当に、今まで会ってきた人の中で一番と言っていいくらい、彼はお喋りでした。(笑)

 

 

 

 

そして、彼はすぐに、英語を喋れずに不安になっている僕に気づき、こう声をかけてくれたのです。

 

 

 

 

君、めっちゃ静かじゃない。何か言いなよ!

 

 

と。

 

 

 

正直、その時ぼくが思ったのは、

 

 

 

 

無理やろ!こんなの!

どうやったらそんなあなたにみたいに喋れるんだ!

 

みたいな感じでした。

 

 

 

 

僕は、

 

 

 

難しすぎるよ

 

 

 

と返しました。

 

 

 

その後の会話は覚えていません。

多分何か喋ったと思うのですが、まだ混乱していたので、とにかく必死でした(笑)

 

 

 

その後のグループディスカッションでも僕はずっと静かでした。

 

 

 

そして横の彼と目が会うたびに

 

 

 

なんか喋りなよ!

 

 

 

と言われました。

 

 

いや、無理やって!

 

 

 

 

というやりとりを何回もしていましたね。(笑)

 

 

 

初日から結構な衝撃を受けて、その日は家に帰りました。

 

 

 

 

次の日、授業が終わった後、僕は彼にこう言いました。

 

 

 

あなたはすごく上手に英語を話しますね。あなたみたいに英語が話せるようになりたい。と。

 

 

 

また、僕にとってあの授業は難しすぎる。どうすればいいかわからない。とも言いました。

 

 

 

 

すると彼は、大丈夫だよ。なんとかなるから!

 

 

と僕の肩を持って言ってくれました。

 

 

また、

 

 

 

 

僕なんか最初にここにきた時はElementary(初級で、1番下のクラス)

にいたんだ。

あの時は何も喋れなかったけど、今こうして話せるようになってる。それに君は初めからこの上のクラスにいるんだから、すぐ話せるようになるよ。何も心配しないでいい。

 

 

 

と。

 

 

 

正直、彼のこの言葉にめちゃくちゃ救われました。

 

 

 

何がなんだか分からないで混乱してる中、僕の目を見て、勇気付けてくれました。

 

 

 

その日以降、彼は毎日僕に声をかけてくれるようになったんです。

 

 

休み時間には毎日一緒にコーヒーを飲みました。

 

 

 

その後のクラス替えでも何度も一緒になり、ほぼ同じテーブルに座り、授業を楽しんでいました。

 

 

 

すると、いつのまにか僕はそこそこの英語を話せるようになっていたのです。

 

 

 

ある日彼は言いました。

 

 

ほら言ったでしょ?君はなんであの日、あんなに不安になっていたの?今ちゃんと話せるようになるなってるじゃない。

 

 

と。

 

 

 

 

なんか泣きそうになりましたね(笑)

 

 

でも1つ言えるのは、彼がいなければ今の自分はないと言う事。

あの日の彼の励ましが無ければ、諦めていたかもしれない。

 

 

 

彼には本当に感謝しかありません。

 

 

 

しかし、しばらく日にちが経った時、彼について衝撃的なことを知ることになります。

 

 

 

ある日僕は彼にこう聞きました。

 

 

何歳なの?

 

 

と。

 

彼は、

 

 

 

29歳だよ。

 

 

と答えました。

 

 

めちゃくちゃびっくりしました。

 

 

彼、めっちゃ若く見えたので、まさか、と思いました。

 

 

 

ただ、僕が本当に驚いたのは彼の年齢ではありませんでした。

 

 

 

彼、ゲイだったんですね。

 

 

 

この事は後から知りました。

 

 

 

年齢について聞いたあと、結婚はしているの?と聞くと、

 

 

僕は結婚しないよ。と 意味ありげな顔で言っていたので、

 

そういうことか。と思いました。

 

 

因みにゲイであることは彼からカミングアウトしてくれました。

 

 

 

 

 

このことについてはまた次回の記事で詳しく書いていこうと思います。

 

 

 

今回も読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英語初心者が上のクラスに入れられた結果。19歳留学体験記 PARA9

 

 

 

こんにちは。

 

ハタチの大学生です。

 

 

 

前回は自分の見た目についてのどうでもいい記事を書きました。

 

 

今回は、オーストラリアの語学学校の最初の授業での出来事を書いていこうと思います

 

いよいよオーストラリア での学生生活が始まります。。

 

 

 

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学校への通学路

 

 

 

授業のため、朝8時半くらいに学校に着きました。

 

しばらく受付で待っていると、先生から新入生に時間割が配られたんですね。

人によっては、時間割は全く違うようでした。

 

 

というのも、僕の通っていた語学学校では、クラスによってレベルが違いました。

 

大きく分けて5つあり、

 

Elementary (初級)

 

Lower intermediate (初級と中級の間)

 

Intermediate (中級)

 

Higher intermediate (中級と上級の間)

 

Advance (上級)

 

と分かれており、上級のadvanceはほぼネイティブレベルに英語を話す人がレベルの高い英語を学んでいました。

 

 

で、僕はどこに入れられたかというと、

 

Higher intermediate 

 

でした。

 

 

え?

 

 

ってなりました。流石に。(笑)

 

せいぜいLower intermediateくらいだと思っていたので。

 

 

クラス分けの仕組みですが、新入生は全員初日テストを受けるんですね。

 

そのテストの結果で各レベルのクラスに振り分けられるという仕組みになっています。

 

 

僕はテストの結果は知りませんが、

なぜか上のクラスに入れられたんです。

 

 

まあある程度の点は取っていたということなんでしょうけどね。

 

 

ただ、そのテストはリスニング、リーディング、ライティングの問題で構成されていました。

 

 

何か大切なものが抜けていると思いませんか?(笑)

 

 

そう、スピーキング(話す能力)です。

 

 

語学学校では、授業はもちろん、休み時間だってずーっと英語です。基本、母国語を話すことは禁止されていたので。

 

だから、コミニュケーションが取れるかというのはとても大事になってくるわけです。

 

 

当時の僕はある程度の英語が読めたり、聞いたりすることば出来ても、全くと言っていいほどスピーキング能力がありませんでした。

 

 

これがどういう結果になるか、大体想像できますよね。(笑)

 

 

いざクラスの授業が始まっても、全く会話やグループディスカッションに参加出来なかったのです。

 

 

 

 

パニックです。(笑)

 

 

先生の言っている事も半分も分かりませんでした。

 

 

そしてキツかったのが、その日は英語で自分の国にある世界遺産をプレゼンするという事でした。

 

 

新入生は毎週月曜日に入学してきたので、僕たちは割と急に授業に参加するという形だったんですね。

 

 

ただ、それがめっちゃ厳しかった。キツかったですね。(笑)

 

 

喋れないのに、無理やり前に立ってプロジェクターを使って発表する。

 

 

よく考えたら日本語でやっても難しくないですか?(笑)

 

 

あの時聞いてくれていた同じクラスの人達は、僕が何を言ってるかわかっていなかったと思います。自分の英語が酷すぎて。

 

 

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学校にある電子ボード

 

 

 

その日は午後も授業がありました。

午前の授業が終わると、僕は放心状態でした(笑)

 

 

これは頑張ればどうにかなるって言う問題じゃない。レベルが高すぎる。って思いました。

 

 

どうしようか。とめっちゃ悩みながら午後の授業に出席しました。

 

そして、難しい顔をして座っていると、ある人が僕の隣に座りました。

 

声高に

 

How are you??

 

と言いながら。

 

 

 

のちに僕の価値観に大きな影響を与える人となる、ポーランド人のサイモンです。

 

 

彼と出会ったことで、僕の思いや考え方は本当に大きく変わりましたし、何より僕を助けてくれた、恩人です。

 

本当に面白い人で、最高の友達です。

 

 

あと、のちに分かるのですが、彼、ゲイです。

 

 

 

それについては次回の記事に書いていこうと思います。

 

これに関してはずっと書きたかったので、すぐ投稿すると思います!

 

 

今回も読んでくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目と性格が違いすぎる件。

 

こんにちは。

 

ハタチの大学生です。

 

 

 

これまでは僕の留学経験について書いていました。

 

 

 

 

ずっと留学について書くのも退屈なので、少し話題を変えようと思います。

 

 

 

 

完全に自分のことを書く回なので、ご注意ください。(笑)

 

 

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クオッカ(本記事とは全く関係ない画像です)

 

 

 

自分、見た目で損してる気がするんです。

 

 

 

というのも、他人から見る僕の第一印象と、僕の中身(性格) が全く違うんです。

 

 

 

 

自分で言うのも変ですが、僕は1人の時間を好み、静かなところが好きで、頻繁に友達と遊んだりもせず、比較的静かに生活しています。

 

 

 

ただ、他の人からみた僕の見た目は、そうでは無いようです。

 

 

 

僕の見た目を簡単にいうと、肌の色が黒く、短髪で細めの体型という様な感じ。

 

 

 

ここで多くの人が思うのが、

 

 

 

あの人すごい遊んでそう、、

 

 

とか、

 

 

 

怖そう、、、

 

 

っていう印象なんです。

 

 

 

 

 

いや、全然そんなことないから。

むしろ静かだから。(笑)

 

 

 

実際にたくさんの人に言われたんです。

 

 

特に、めっちゃ遊んでそう。って。

 

 

見た目の例をわかりやすくいうと、海の家にいるお兄さんみたいな感じかな?

 

 

それと、多分ここでの遊ぶって、チャラチャラしてる様な意味合いを含んでいると思います。

 

 

 

別に悪いとは思わないんですけど、

 

 

あまりにも自分の性格と違う事を第1印象として思われるので、

 

 

なんかなぁ。。

 

 

 

って感じです。

 

 

 

 

僕は自分のスタイルは好んでやってるので、そこは仕方ないと思いますし、わざわざ他人の目を気にして自分を変えたくないんですね。

 

 

結局どうしようもないないって事なんですけど。(笑)

 

 

 

 

他の色黒で短髪のお兄さん達に失礼ですし。

 

 

 

 

ただ見た目だけで遊んでそうとか言われるときは、やっぱり良い気はしないです。

 

 

 

 

1印象だけで判断しないで!みたいな。(笑)

 

 

 

 

難しいところなんですけど、ある程度見た目で判断される社会では仕方のない事なんですかね。

 

 

 

僕と同じような経験をされてる方、いらっしゃいますか?

 

 

 

もうこれは割り切るしかないんですかね。(笑)

 

 

もしアドバイスがあったら、ぜひお願いします。

 

結構悩んでいるので。

 

 

 

 

すみません、自分のことばっかり書く事になってしまって。(笑)

 

 

 

また次回からは僕の海外経験について書いていきます!

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運命のスイス人と出会った日。19歳留学体験記 PART8

こんにちは。

 

 

 

ハタチの大学生です。

 

 

 

最近投稿が出来なかったので、今日は多めに投稿しようと思います。

 

 

最初は毎日やるって決めたのに(笑)

 

 

 

 

 

前回、ドイツ人の美女と出会って、同じホームステイで一緒に住むというところまで書きました。

 

 

 

 

今回は、ぼくのオーストラリア留学生活で、最も重要な人と出会った話をしたいと思います。

 

 

 

 

 

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マークスとビール

 

 

 

 

クリスタ(ドイツ人美女)とリビングで下手な英語を話しながら頑張って会話していました。

 

 

 

前回の記事に書きましたが、クリスタはとても上手に英語を話します。

 

 

 

ぼくは超初心者だったので、彼女に教えてもらうという感じでした。

 

 

 

たまにぼくの英語が酷すぎて、

 

 

ハァ?

 

 

みたいな顔をされた事もしばしありましたが、まぁその時は必死に身振り手振りで頑張りました。(笑)

 

 

 

 

そして彼女と話していると、ホストマザーがこう言ったのです。

 

 

 

明日の午後、新しいハウスメイトが来るわよ!

 

 

 

、、、、?

 

 

、、、、?

 

 

 

 

2人ともポカンとしていました。

 

 

 

 

新しいハウスメイトの事なんか全く知らなかったし、クリスタがいる事自体さっき知ったばっかりなのに(笑)

 

 

 

クリスタもそのことは知らなかった様でした。

 

 

そして、僕らはほぼ同じタイミングでこう聞きました。

 

 

 

 

なに人ですか???

 

 

 

って。(笑)

 

 

 

 

 

別にどこの国籍が良いとか、どこの国に住んでる人がいいとか、そんなのはなかったんです。

 

 

 

けど、気になっちゃいません?(笑)

 

 

 

そしたらマザーはこう答えました。

 

 

 

 

スイス人よ。

 

 

 

 

スイス。。。か

 

 

 

 

まあその時点では特に何も思いませんでした。あまりにも情報が少なかったので(笑)

 

 

ヨーロピアンがまた来るんだなとは思いましたね。

 

 

 

 

また、ヨーロッパ人と友達になったり、交流する事は、アジア人にとっては異文化や価値観を学ぶ上で結構いいことなんじゃないかな

とも思いました。

 

 

 

 

今考えたら割とその時はポジティブだった気がします。(笑)

 

 

 

 

その日は少し緊張して眠りにつきました。

 

 

スイス人とどんな会話すればいいんや?

 

 

そもそも英語通じるんか?

 

とか(笑)

 

 

無駄な心配をしてました。

 

 

 

 

そして次の日の朝。

 

 

いや、正確には午後でした。

 

 

起きたらほぼお昼の時間だったんですね(笑)

 

 

もうこんな時間か!と思って起きました。

 

 

 

すると、リビングの方から話し声が聞こえました。

 

 

 

ぼくは、はっ!っとして、

 

 

スイス人来たんだ!!

 

 

とすぐに分かりました。

 

 

 

心臓をばくばくさせながらドアを開け、リビングの方に向かうと、

 

 

とても若く(ぼくと同い年くらい)、少し身長が低めの男の人がいました。

 

 

 

彼が後に僕のかけがえのない友達であり、大切な人となる、マークスです。

 

 

 

すぐに目が合いました。

 

 

そしてとっさに

 

 

Nice to meet you. 

 

 

と言って握手をしました。

 

 

 

もう正直第1印象なんて覚えてないです。

 

 

めっちゃテンパってたので(笑)

 

 

 

 

でも優しい顔でした。それだけは覚えています。

 

 

まあ本当に優しい人なんですけどね。(笑)

 

 

 

 

 

 

少し先の話をします。

 

 

 

彼とは本当にずっと一緒にいました。

 

 

 

学校でも、コーヒーを飲むときも、ご飯を食べる時も、お酒を飲むときも、ダンスを

する時も。

 

 

 

また、一緒によく笑い、よく泣きました。

 

 

彼とは多くの感情を共にし、多くの価値観を共有しました。

 

 

 

また、彼は僕とは違う部分も多く持っていたんですね。

 

 

例えば、僕はあまり積極的に新しい事にチャレンジしたり、エキサイティングな活動に参加したり、と言った事はしません。

 

 

いつも同じ事をし、またそれを好んでいました。

 

 

でも、彼は全くの反対だったんですね。

 

 

常に新しい事にチャレンジしていましたし、それによって多くの経験をしていました。

 

 

 

そんな彼と一緒にいると、自然に多くの出会いや、新しい事を経験する様になったんです。

 

 

 

 

僕にとってそれはとても大切なことでした。

 

 

だって新しい世界を見た様な気がしましたから。

 

 

 

 

そんな彼から学ぶ事が本当にたくさんありました。

 

 

 

 

本当にいい出会いをしたと思います。

 

 

 

 

これから彼とたくさん楽しいこと、辛い事、面白い事を一緒していくのですが、

それはまた今度書いていこうと思います。

 

 

あ、因みに僕らゲイではないですよ?

 

たまに他の人から間違われることもありましたが、まあそれはポジティブに捉えてます(笑)

 

 

 

少し長くなりました。

 

 

 

読んでくださった方、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツ人美女がハウスメイトだった件。19歳留学体験記 PART7

こんにちは。

 

 

 

ハタチの大学生です。

 

 

前回はホストマザーと出会い、自分の英語力がやばいことに気づいた、

というところまでお話ししました。

 

 

今回は、その続きからお話ししようと思います。

 

 

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オーストラリア パースの街並み

 

 

巨大な家のテラスでマザー(ホストマザーの事をこの時よりマザーと記します。)

 

とゆっくりコーヒーを飲んでいると、

 

 

向こうから金髪の女の子がやってきました。

 

 

 

誰、、、、?

 

 

 

固まっていると、マザーはこう行ったのです。

 

 

『紹介するわ。あなたと同じ留学生のクリスタ(仮名)よ。』

 

 

 

 

・・・・・・・え?

 

 

 

一瞬わけわかりませんでした。だって、ハウスメイトがいるなんて聞いてもいなかったですし、ずっとホームステイ先には一人でお世話になると思っていましたから。

 

 

 

5秒くらいポカンとしていると、

 

 

Hi,Nice to meet you!  What's your name??

 

 

と、彼女は少し照れた表情で話しかけてきたんですね。

 

 

それと、彼女、すっごい美人なんです。(個人的に)

 

 

 

綺麗な外国人とまともに話したことがなかったので、僕は震えた声で

 

 

 

Hello, Im Taku! Nice meet you too!

 

 

 

みたいな感じで返事しました。正直、あんまり記憶していませんが(笑)

 

 

で、僕は混乱から抜け出せず、

 

なんで?ハウスメイトとか聞いてなかったんやけど、、、

みたいな感じでした(笑)

 

 

とりあえず座って三人で会話をしてると、なんとクリスタ、18歳でした。

 

 

まさかの一個下。

 

 

もっとびっくりしたのは、彼女と僕は同じ語学学校に通うとのこと。

 

 

クリスタは僕がオーストラリアに到着する1週間前にすでにここにきていたようです。

 

 

ですが、学校の入学日は同じ日にちでした。

 

 

この時点で新しい情報が多すぎて頭がパニックでしたが、驚きと同時に、すごく嬉しかったんです。

 

なぜなら、同じ屋根の下で暮らし、同じ学校に通い、一緒に英語を勉強できる仲間ができるんだ、と思ったからです。

 

 

 

留学生が第一に抱える不安として、

 

留学先で友達ができるだろうか。

 

ということが挙げられると思います。

 

 

ですが、僕はこの時点でその不安から解放されたわけです。

 

 

まだその時は遊んだりする関係ではありませんでしたけどね。出会ったばかりでしたから。

 

 

また、クリスタはすでに英語をとても上手に話しました。

 

 

語学学校の英語コースも僕とは違い、上級者コースで学ぶとのこと。

 

 

 

あとで分かるのですが、ドイツ人て基本的にみんな英語話せるんですね。

ドイツの英語教育がとても発達してるようです。

 

 

 

なので、英語を上手く話す彼女と暮らすことで、自分の英語力を効率的に上達させられるチャンスだとも思いました。

 

 

会話も必然的に増えるでしょうし。

 

 

そういった意味ではとても周りの環境に恵まれていたとも思います。

ラッキーでした。

 

 

 

 

因みにですが、彼女と恋人関係になったことは一度もありません。

 

 

最初は綺麗な人だと思いましたが、当時彼女と別れたばかりだったこともあり、そういう気持ちにはなれませんでした。

 

彼女もそういう気はさらさらなかったようです。

 

当たり前ですね。(笑)

 

クリスタとは最後まで良い友達でした。

 

 

 

 

 

オーストラリアのパースに到着して次の日からこのようなことになるとは思ってもみませんでしたが、なんとなくハッピーだったのは覚えています。

 

 

 

 

 

 

 

そしてその日の午後、僕はある人と運命的な出会いをします。

 

 

僕にとってオーストラリアでの一番の出会いです。

 

 

 

そのお話は次回の記事で。

 

 

 

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19歳の学生がいきなり海外に飛び込んだ結果。PART6

こんにちは。

 

 

ハタチの大学生です。

 

昨日は更新できずにすみませんでした。

 

 

今日は頑張って2つ投稿したいと思います。

 

 

ゆる~く留学体験記を書いていきますので、興味のある方は是非読んでいってください。

 

 

 

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さて、前回はホームステイ先に到着し、大男(ファミリーの息子さん)と出会うというところまでお話ししました。

 

 

次の日、いよいよホストマザーと対面します。

 

 

初めてオーストラリアで迎えた朝。

 

午前8時くらいに目が覚めました。

 

 

結構早起きでした。長時間のフライトで疲れていたはずなんですが、やっぱり少し緊張してたんですかね。すぐに目が覚めました。(笑)

 

 

 

目が覚めたというのも、部屋の外でゴソゴソと物音が聞こえたからなんです。

 

 

なんだろう?とちらっと目を向けてみると、人影が見えました。

 

 

多分、女性。

 

 

この人がホストマザーだ!と思い、

 

 

 

ドキドキしながらドアを開けると、

 

 

だいたい50歳くらいの女性が掃除をしていました。

 

 

 

そして彼女も僕にすぐに気づき、

笑顔で

 

 

グッドモーニング!

 

 

と言って握手をしてくれました。

 

 

日本ではあまりありませんが、向こうでは初対面で握手をするのは常識で、文化のようなものでしたね。

 

 

最初は少し戸惑いましたが。(笑)

 

 

すごく早く起きたね!まだ8時じゃない?

 

 

みたいなことを言われたような気がします。

 

 

後で話しますが、この時点で彼女の英語を聞き取れたのは奇跡でした。(笑)

 

 

そしてこの後、重大な問題に気づきます。

 

 

僕は彼女とリビングの方へ歩いていき、イスに座りました。

 

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ホームステイ先のリビングにあるキッチン。広々として良いですね。

 

ホストマザーがコーヒーを淹れてくれたので、Thank you と言って飲んでいました。

 

 

 

 

そして、ここからが問題でした。

 

 

 

 

 

ホストマザーはずっと何か言ってるんです。

 

 

喋っているんですが、

 

 

 

 

 

 

何も分からないんです。何を言っているかが。

 

 

 

 

 

それが英語かどうかも疑わしくなるくらい、何も聞き取れなかったんです。

 

 

 

 

何で?と思いました。(笑)

 

 

 

自分のリスニング力が低いのはわかっていたのですが、それでも少しは理解出来ていたのです。

 

 

タクシーの運転手さんとも少しですが、会話も出来ましたし。

 

 

 

ただ、ホストマザーに関してはマジで分からなかったんですね。笑

 

 

 

 

それもそのはずでした。

 

 

 

彼女はイギリス出身で、強烈なイギリス英語訛りを持っていたのです。

 

 

 

ちなみに僕ら日本人が学生の時から習うのは、基本的にアメリカ英語。

 

 

 

今の中学生や高校生がどのような英語を学んでいるかは分かりませんが。ちょっと変わってきているのかな?

 

 

 

 

本当に分からなさすぎて、ずっとポカンとしていました。

 

 

 

なんとなく理解出来ているフリをして、頷いてはいたんですけど。(笑)

 

 

 

 

この時に強烈な危機感を持ったのを覚えています。

 

 

 

 

本気で勉強しないとヤバイ。って。

 

 

 

 

頭では分かっていたのですが、ここで初めて実感がわきました。

 

 

 

そして、僕らはテラスに行き、のんびりとしていました。

 

 

 

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すると、リビングの向こうから、金髪の女の子が歩いてきたのです。

 

 

 

 

誰や、、、?

 

 

 

その後、僕はホストマザーから言われたことにとてもびっくりするのですが、これについてはまた次の記事で書いていきます。

 

 

 

 

 


今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

19歳の学生がいきなり海外に飛び込んだ結果。PART5

 

ついに着きました。オーストラリアのパース。

 

 

ここから新しい生活が始まるんだと思うと、ワクワクが止まりませんでした。

 

 

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少し不安はありましたけどね。

 

 

全く知らない土地でしたし、知ってる人もいませんでしたから。

 

 

 

 

前回の記事には書きましたが、パースに着いたのは午前の1時、真夜中だったんですね。

 

 

 

 

 

空港でタクシー会社の人と無事に合流でき、いよいよホームステイの家族と対面する時が迫っていました。

 

 

 

 

で、車の中で運転手の女性と話していたのですが、全然上手いこと喋れませんでした。

 

 

 

なのでその時点でけっこう不安になりました。

 

 

こんなんでホームステイ先の家族と意思疎通ができるんかな?って。

 

 

 

 

この不安は後々無駄だったことが分かるんですが、それは後で書きますね。

 

 

 

 

軽く運転手の女性と言葉を交わし、真っ暗な道を進んでいると、車が住宅地の途中で止まりました。

 

 

 

到着です。

 

 

 

暗かったのでよくわかりませんでしたが、場所は静かな住宅地。

 

 

 

そして、ここがあなたのホームステイ先よ。と言われました。

 

 

 

その時点でまず思ったのは、

 

 

 

 

 

家めっちゃデカイ、、、

 

 

 

 

真っ暗闇でもわかりました。

 

 

見た目は少し古い感じですが、

 

 

とにかく広い。

 

 

日本の一軒家とは比べ物にならないほどでした。

 

 

 

でも後でわかったんですが、オーストラリアでは割と普通みたいです。

 

 

 

当たり前ですね。土地の面積が桁違いですから。(笑)

 

 

 

加えて、僕のホームステイ先は中心街から少し離れていたので、そういった大きい家が多かったようです。

 

 

 

到着した後、ドライバーさんは

 

See ya!   (またね!)

 

 

 

と言ってさっさと帰ってしまいました。

 

心臓をバクバクさせながらインターホンを押しました。

 

 

ドアがガチャっと開いた瞬間、

 

 

 

びっくりしました。

 

 

 

 

大男が出てきたのです。

 

 

 

2メートルくらいはあります。

 

 

 

 

一瞬ポカンとしてしまいました。

 

 

 

しかしその後、彼は笑顔で

 

 

 

Hi man, How are you ? 

(やぁ、調子はどうだい?)

 

 

 

と言って言葉をかけてくれました。

 

 

 

僕はガッチガチの英語で

 

 

 

Fine.

 

 

 

と一言で片付けてしまいました。

 

 

うわ。どうしよう。なにを話したらいいんだろう。

お邪魔しますって英語でなんていうんや、、とか考えて、

 

 

 

プチパニックに陥ってしまいましたね。

しょっぱなから。(笑)

 

 

 

そして、家に入るとすぐ右の部屋に彼は入って行きました。

 

 

どうやら、僕の部屋のようです。

 

 

入った瞬間思いました。

 

 

 

広っ!!!!!

 

 

 

家はもちろん、部屋もビックリするくらいの広さでした。

 

 

 

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みません、僕の顔がデカくて部屋の広さがあまり伝わらないかもしれません。

 

 

 

でも部屋にはソファー、デスク、ベッドがあり、僕にとって十分すぎる環境でした。

 

 

 

そして何より衝撃的だったのが、

 

 

 

 

 

暖炉があったんです。(笑)

 

 

 

 

ビックリしません?

 

 

 

 

家にある暖炉なんて映画やドラマでしか見たことがなかったので、本当に驚きました。

 

 

 

後から聞いたのですが、この暖炉はあるだけでもう機能しないそうですが。(笑)

 

 

 

 

そして、彼はリビングの方に向かっていったので、私もついていきました。

 

 

 

彼は言いました。

 

 

 

「疲れた?台風が大変だったね。」と。

 

 

 

 

なんとなく単語を拾ってなんとか理解できたのですが、

 

めっちゃいい人だ、、

 

 

 

 

と思いました。

 

 

 

 

僕はまたカタコトの英語で

 

 

 

「ありがとう。急な変更でごめんなさい。」

 

 

 

みたいなことを確か言ったと思います。

 

 

 

元々はお昼の時間帯に着く予定だったので、そう考えれば柔軟に対応してくれたファミリーはとても優しい人だと思いました。

 

 

 

 

 

 

話に戻ります。

 

 

 

 

そして、暗闇の中、リビングらしきところに行くと、電気がつきました。

 

 

 

 

やっぱ、この人デカイ、、、

 

 

 

2メートル以上あります。確実に。

 

 

 

ですが、彼の顔を見た瞬間わかりました。

 

 

 

めっちゃ若いんです。

 

 

多分僕と同じくらい。

 

恐る恐る年を聞いてみたら、彼は20歳でした。

 

 

 

当時僕は19歳だったので、それを聞いた、途端急な親近感が湧きました。

 

 

 

年齢が近いだけでこれほどにも安心するんですね。(笑)

 

 

 

そして、彼は巨大な冷蔵庫を開け、

 

 

 

ここにパン(食パンなのですが、日本の食パンよりめっちゃ薄く、量がありました)が入っているから、朝自由にとって食べていいよ。 

 

 

 

と説明してくれました。

 

 

 

セルフ朝ごはんです。

 

 

加えて彼は、

 

 

 

その横にピーナッツバター、ジャム、バター、コーヒー、紅茶、緑茶があるから、それも自由に使っていいよ。

 

 

 

と説明してくれました。

 

 

 

最高やん、、しかも緑茶あるなんて🍵

 

 

 

 

ビックリしたのが、それ日本の緑茶なんですよね笑

 

 

 

パックに入ってあるやつ。表記もしっかり日本語でした。

 

 

 

 

そして一通り説明が終わった後、彼は、

 

 

 

 

 

今日は疲れているだろうから、ゆっくり寝て!

詳しいことは明日説明するよ!

 

 

 

といい、じゃあね、という感じで違う部屋に去っていきました。

 

 

 

 

意外とあっさりしてましたね。(笑)

 

まあ時間も時間だったので、彼も疲れていたのだと思います。

 

 

 

 

そして僕はベッドに入り、眠りました。

 

自分どこでも寝れる性格なので、そこは良かったかなと思います。

 

 

 

 

で、ここで疑問に思った方もいると思います。

 

 

 

 

20歳の大男が1人で住んでいるの?ファミリーはそれだけ?と。

 

 

 

 

翌日わかるのですが、僕のホストファミリーはその彼と、彼の母親ということでした。

 

 

 

親子2人で暮らしているようですね。

 

 

 

彼の母親とは明日の朝出会う事になるのですが、それは次回に書いていこうと思います。

 

 

 

 

もしかしたら今日投稿するかもしれません。

 

 

 

 

今回も読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

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